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久保田 益充; 神波 康夫*; 中村 治人; 天野 恕
Journal of Radioanalytical Chemistry, 45(1), p.73 - 89, 1978/01
ポーラス型陽イオン交換樹脂DiaionCPK-08とゲル型樹脂Dowex50WX8の耐放射線性を調べた。はじめに両樹脂をKおよび硝酸系でCo線を照射した時の樹脂性能の変化を調べ、ついで照射した樹脂からのSr,Csの硝酸による溶離特性を調べた。最後にDiaionCPK-08を加圧カラムに充填しCo線を210R/hrで照射しながら蒸留水を一定速度で流した時の圧力変化および樹脂の性能変化を調べた。これらの結果は両樹脂の間で耐放射線性に差はなく、硝酸の濃度の増加は強酸性陽イオン交換容量の変化を少なくするが樹脂の架強度および弱酸性陽イオン交換容量を増加した。Sr,Csのカラム分配比、理論段数は照射量の増加とともに減少した。加圧カラムの実験では100時間運転後に圧力が急激に上昇し、照射後の樹脂の性能変化は110R/hrで照射したカラム部で最大となった。